・本を読み終わった直後は、実践したいな、取り入れたいなと思っても、翌日には内容を思い出せない。
・読書を始めたけどアウトプットしていない。
・記憶に残る読書ノートの取り方を知りたい。
読書の価値とは
ここでは、読書の価値を、
「先人・他人の経験や知恵を吸収できること」と定義し、説明します。
自分に吸収するためには、学んだ内容を記録し、アクションに起こすことが重要です。
そこでまず最初に行うのが、読書ノートを取ることです。
重要だと思ったことをメモに残すことで、後で読み返し記憶することができます。そして、アクションを起こすことで自分に吸収し、読書の価値を高めていきましょう。
読書ノートの取り方
さらに、読書ノートの取り方も重要です。
下記の3段階で取りましょう!
① 具体(事実)
② 抽象(本質)
③ 転用(行動)
補足
・必ず、自分が起こす行動まで書く。具体的に。
・このフォーマットは「メモの魔力」という本で細かく紹介されていますので、詳細が気になる方は一読ください。
フォーマットの概要説明
①具体(事実)
・事実を正確に拾う。
(こここれだけでOK)
②抽象(本質)
・抽象とは
一段高いところから事象全体を見渡して共通の要素を取り出し、一つの概念にまとめることです。
ここで事実に挙げた本質はなにかを考えます。
「メモの魔力」では、下記3つの型の活用を勧めています。
「What型」:目の前にある現象や考え方を抽象化して言語化する。
「How型」:目の前の現象が持つ特徴を深掘りして考える。
「Why型」:問いかけを行う。※最も重要
・なぜそうなのか?
・背景はなにか?
・他となにが違うのか?
③転用(行動)
・自分が起こすアクションを書く。または、別のことに応用できるなどの、気付きを書く。
本記事のまとめ
・読書ノートは、具体(事実)→ 抽象(本質)→ 転用(行動)でメモを取る。
・抽象化をすることで、思考の整理・言語化ができる。
・アクションプランまで落とし込み、本の内容を吸収する。
最後に「参考著書と書評」
文献レビュースコア
【書評】
メモ帳一つですぐに実行に移すことができるため実現性を5としました。
メモを取ることでどうのような利点があるのかを突き詰められた1冊です。本書を読み終わって、これは読書記録にも応用できると思いました。以後は、読書とセットで「具体→抽象→転用」のフォーマットでメモをとることを続けています。是非、本書を一読し、メモの習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。
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